消化器内科
消化器内科
消化器内科は、文字通り消化器に生じた病気を内科的に治療する専門診療科です。私たちが食事をすると、口腔内から食道、胃、十二指腸、小腸、大腸へと順々に移動していきます。その過程では肝臓や胆道、膵臓なども重要な働きを担っており、必要な栄養分を吸収した上で、最終的には肛門から排泄されます。このような重要な役割があるため、消化器が病気になると体調が著しく悪化し、命に関わるケースも少なくないのです。下記のような症状があるときは、お早めにご相談ください。
このような症状の方はご相談ください
- お腹の調子が悪い状態が続いている
- 胃が痛い
- 胃がもたれる
- 吐き気をもよおす
- 胸やけがする
- 食後に背中が痛くなる
- 便秘がち
- 下痢を繰り返す
- 黒っぽい便が出た
- 血便が出た
- 身体の皮膚や粘膜が黄色くなった
- 食欲がない
- 体重が急激に減少した
など
消化器内科で扱う主な疾患
ピロリ菌について
ピロリ菌とは、ヘリコバクター・ピロリが正式な呼び名で、胃の中で生息している4ミクロン(4/1000 mm)ほどの病原微生物のことです。元来、胃の中は強い酸性下であるために細菌が生きていくには厳しい状況にあります。しかし、ピロリ菌はウレアーゼと呼ばれる酵素を産生し尿素からアンモニアを産生することで、胃酸を中和して胃内で生きながらえることを可能にしています。
感染すると胃がんのリスクが上昇
ピロリ菌は胃に慢性的な炎症をおこすことで胃十二指腸潰瘍や胃がんの原因となります。現在、胃がんの原因の多くにピロリ菌感染が関与していることが判明しており、ピロリ菌を早期に除菌することで胃がんのリスクを低減させることが分かっています。ピロリ菌の除菌治療は1週間の内服治療を行います。その後、除菌が成功しているか、除菌判定を行います。ピロリ菌の感染の有無を調べたい方や除菌治療を希望される方はお気軽にご相談ください。
ピロリ菌の検査
現在の保険診療ではピロリ菌検査に関しては、胃カメラ(あるいは胃バリウム検査)を受けてピロリ菌感染が疑われた方が対象となっております。ピロリ菌の検査には、内視鏡で採取した胃の組織を用いて調べる方法と内視鏡を用いない抗体の血液検査、尿素呼気試験などがあります。当院では血清抗体検査もしくは尿素呼気試験にてピロリ菌の感染を調べています。
胃内視鏡検査によるピロリ菌検査
- 培養法
- 採取した胃粘膜の組織を培養し、ピロリ菌がいるかどうかを確認する方法です。
- 迅速ウレアーゼ法
- ピロリ菌が産生する酵素(ウレアーゼ)から作られるアンモニアの有無で感染の確認をする方法です。
- 組織鏡検法
- 採取した胃粘膜に、ピロリ菌がいるかどうかを顕微鏡で観察する方法です。
内視鏡検査を用いないピロリ菌検査
- 尿素呼気試験法
- 吐き出した息に含まれる二酸化炭素の量(ウレアーゼの働きで作られる)を測定することにより、ピロリ菌の有無を調べる方法です。
- 便中抗原測定法
- 糞便中のピロリ菌の抗原の有無を調べる方法です。
- 血清・尿中抗体測定法
- 血液や尿からピロリ菌の抗体の有無を調べる方法です。
〒524-0043 滋賀県守山市二町町41-1
- 院長
- 濱中 暁男
- 副院長
- 濱中 宏光
- 診療内容
- 内科・胃腸科・外科・泌尿器科・肛門科・
整形外科・リハビリテーション科 - アクセス
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JR栗東駅から車4分 徒歩10分 旧中山道沿い
JR守山駅から車8分 - 駐車場
- 駐車場13台完備
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00 - 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
17:00 - 19:30 | ● | / | ● | / | ● | ● |
● 副院長 濱中 宏光 ●吉村 美衣 ● 安原 美千子
休診日:火曜午後、木曜午後、日曜・祝日
受付時間:午前8:45~12:00 午後16:45~19:30
土曜日のみ受付時間が16:45~19:00