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リハビリ科・ボツリヌス療法

ボツリヌス(ボトックス)療法

痙縮(けいしゅく)

リハビリ科・ボツリヌス療法画像

脳卒中や脊髄損傷の後遺症の1つに痙縮があります。痙縮とは筋肉の緊張が増加することで、手の指が握りこまれて開きにくい・肘が曲がったままで伸びない・足がつま先立ちの状態で戻りにくい、などの症状が出現します。痙縮の改善により、着替え・食事・移乗(ベッドから車椅子への乗り移りなど)・歩行などが、行いやすくなる可能性があります。
当院ではボツリヌス療法を手足への痙縮に対して実施しております。

ボツリヌス療法とは

ボツリヌス菌が作りだすタンパク質(ボツリヌストキシン)を有効成分とする薬を痙縮している筋肉に注射する治療法です。痙縮の低下により、介護負担の軽減や、リハビリテーションが行いやすくなることが期待されます。1度に投与する量や筋肉の部位は、医師と相談の上で決定します。投与する筋肉の数や部位にもよりますが、入室から15分~20分程度で投与は終了します。効果は2~3日目から徐々に現れ、約3~4ヶ月間持続します。その後は、医師と相談しながら、前回の注射から3ヶ月以上間隔をあけて治療を継続していきます。

当院でのボツリヌス療法の進め方

当院では、リハビリテーション科専門医が診察・注射を行うため、事前予約が必要です。日程や時間については、電話にてお問い合わせください。初診時には、既往の脳卒中や脊髄損傷に関して、通院している医師の紹介状を持参してください。痙縮の診察や、日常生活で困難な動作をお聞きし、投与する量や部位を決定します。治療は保険適応ですが、注射の量や自己負担の割合によって費用が異なります。金額の目安についても、初診時に説明させていただきます。

例)治療の流れ

事前予約
電話にて診察日を決めます。
診察
ボツリヌス療法をうけることが可能かどうか、診察によって判断します。
痙縮の診察や日常生活での困難な動作をお聞きし、投与する量や部位、治療日を決めていきます。
初回治療
痙縮を起こしている筋肉に注射を行います。
必要に応じて関節可動域訓練・指導を行います。
診察
注射の効果を確認し、次回の注射について相談します。
2回目の治療
経過観察を経て効果が弱まってきたら、2回目の注射を行います。
以降は経過観察と治療を繰り返します。
浜中医院

〒524-0043 滋賀県守山市二町町41-1

077-583-3330

院長
濱中 暁男
副院長
濱中 宏光
診療内容
内科・胃腸科・外科・泌尿器科・肛門科・
整形外科・リハビリテーション科
アクセス
JR栗東駅から車4分 徒歩10分 旧中山道沿い
JR守山駅から車8分
駐車場
駐車場13台完備
診療時間
9:00 - 12:00
17:00 - 19:30

副院長 濱中 宏光 吉村 美衣  安原 美千子
休診日:火曜午後、木曜午後、日曜・祝日
受付時間:午前8:45~12:00 午後16:45~19:30
土曜日のみ受付時間が16:45~19:00

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